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LANDISK HDL-250U に debian26 環境を構築する

概要

こういう作業をする前に予め。お決まり事ですが、 Ownlisk で。

IO-DATA オリジナルのカーネルではそのままでは物足りないので Landisk de Kogiidena さんのところで開発されていた debian26 パッケージを hda3 にインストールして、オリジナルと debian26 のデュアルブート環境を構築します。

HDL-250U へ login するために Wizd on LANDISK さんのところにあった、 landisk_telnetd_v2.0.zip というファームウェアをファームウェアアップデートから食わせて telnet で作業します。

4年前のパッケージなのですが、本当によく纏まっていました。

telnet有効化

http://landiskのアドレス/ へウェブ経由でログインし、以下のファームウェアを指定する。

Zip ファイルを解凍したら中に README.TXT と update.tgz が入っています。まず README.TXT に目を通したら、解凍せずに update.tgz をファームウェアアップデートから食べさせて下さい。

debian26 パッケージのダウンロード

web.archive.org から拾ってきます。

debian26は、 smbmount でもして、共有ディレクトリに置きます。

root@remote# mount -o smbfs //landiskのアドレス/share ./test
root@remote# cp base26-sh-20050912.tgz ./test

インストール

landisk に telnet でログインします。

user@remote% telnet landiskのアドレス

user: landisk 、 passwd: landisk でログインして下さい。 /etc/sudores に、 sudo 権限でいろいろできるよう設定されているそうです。

landisk@landisk $ sudo su

パスワードは landisk です。

早速、共有データがあるディレクトリへ移動します。そこに先ほど remote からコピーした debian26 があります。

tar玉を展開する時は p オプションを忘れずに。

# cd /mnt/hda3
# tar zxpvf ./share/test/base26sh-20050912.tgz

正常に展開が済めば kernel 以外のインストールは終わりです。今再起動とかしても変わりなく LANDISK が動くだけです。

設定

/proc を mount して chroot してもいいんだと思いますが、 install は今しましょうすぐしましょう。

/mnt/hda3/etc/hosts

127.0.0.1    localhost
192.168.1.250    landisk  # LANDISKのIPアドレス

/mnt/hda3/etc/hostname

landisk

/mnt/hda3/etc/resolv.conf

nameserver 192.168.1.1  # DNSのIPアドレス

/mnt/hda3/etc/network/interfaces

auto lo
iface lo inet loopback
 
 auto eth0
 iface eth0 inet static
 address 192.168.1.250  # LANDISKのIPアドレス
 netmask 255.255.255.0
 gateway 192.168.1.1  # ゲートウェイマシンのIPアドレス

/mnt/hda3/etc/hosts.allow

ALL: 127.0.0.1 192.168.1.0 192.168.0.

/mnt/hda3/etc/fstab

/dev/hda3     /            ext2    defaults        0 0
none          /proc        proc    defaults        0 0
/dev/hda2     swap         swap    defaults        0 0

カーネルのインストールと lilo

「lilo-sel改」のインストール

LANDISK default の lilo では画面が見えずブートセレクトに難があります。

これまた、ブートセレクトに対応した lilo-sel改というものが用意されています。ここまでサポートが良いとは……。

カーネルは 1024 セクタ以内に配置するので、当初から用意されている /dev/hda1 に書き込みます。そのままでは書き込めないようになっていますので、 /dev/hda1 を rw で remount します。

# mount -o rw,remount /
# cp /mnt/hda3/boot/vmlinuz-2.6.14-sh /boot
# cp /mnt/hda3/boot/boot.b-selk /boot

/etc/lilo.cof の変更

間違えたら後が大変なので install 先など今一度確認して下さい。

linear
boot=/dev/hda
disk=/dev/hda
bios=0x80
timeout=50
install=/boot/boot.b-selk
default=debian26

image=/boot/zImage
    label=linux
    root=/dev/hda1
    read-only
    append="mem=64M console=ttySC1,9600 root=/dev/hda1"

image=/boot/vmlinuz-2.6.14-sh
    label=debian26
    root=/dev/hda3
    read-only
    append="mem=64M console=ttySC1,9600 root=/dev/hda3"

おまじない

# /sbin/lilo

Added debian26 *

* 付きで表示されたカーネルをデフォルトで起動します。

IO-DATA の linux カーネルに加え debian26 がプロンプトに返ってればOKです。

肝心のブートセレクタ付き lilo の使い方は LANDISK で使う場合……

次の手順で2種類のブートラベルから起動可能とのこと。

2番目のラベルから起動する場合をまとめると

パチ(ON)パチ(OFF)、10秒程度待ってパチ(ON) という感じになるそうです。

準備ができたので再起動です。

# shutdown -r now

apt をほげる

昔の環境になっていますので、 apt なんかがリンク切れになっていたりします。

/etc/apt/source.lst を書き換えてみましょう。

/etc/apt/source.lst

deb http://iohack.sourceforge.jp/kogiidena/debian26/binary-sh4/ ./
deb-src ftp://archive.debian.org/debian-archive/ sarge main
# apt-get -f update

apt で選択するパッケージ

samba は最低限欲しいですね、これがないと何を作ったのか良くわからない。あと make, gcc, apache があってもいいかな。オススメは、広大なネット上には sh-4 の rpm バイナリなんかが転がっていたりするので alien ですね。

環境構築はここまでです。おつかれさまでした。